琵琶法師 2021 4 24

「耳なし保一」
 ある夜、和尚の留守の時に、突然どこからともなく一人の武士が現われる。
芳一は、その武士に請われて「高貴なお方」の屋敷に琵琶を弾きに行く。
盲目の芳一には、よく分からなかったが、そこには多くの貴人たちが集っているようであった。
(ウィキペディアから引用)
 和尚は、貴人たちが怨霊であることに気づいて、
なんとか保一を守ろうとする。
 和尚が保一のそばにいれば守れるが、
今夜は、どうしても出かけなければならない。
 そこで、和尚は、お経が書かれているところは、
怨霊から見えないという法則を使って、保一の体にお経を書き写した。
 こうして、怨霊からは、保一が見えなくなった。
いや、よく見ると、耳がかすかに見えた。
耳に写経することを忘れたのだ。
 保一は、怨霊に耳を取られてしまったが、
なんとか助かったという。
 さて、このような話は、科学技術が発達する現代においては、
まるで「おとぎ話」のように思えますが、
霊感がある私にとっては、実にリアルな話です。
子供の頃には、何度も幽霊を見ました。
 この世の人間関係だけでも複雑なのに、
あの世の人間関係まで絡んでくると、いっそう複雑になります。
 そこで、どうしたかというと、
自宅にあった百科事典を全部読みました。
あの世の幽霊は、勉強が嫌いという法則があるのです。
幽霊は、怠け心が大好きです。
 さて、現在、新型コロナウイルスの流行で大騒ぎとなっています。
それでも、私は、2020年は、そんなに心配しなかったのです。
日本国内で循環しているコロナは弱いタイプのものだったからです。
 しかし、2021年は、「大変、危険な年だ」と思っています。
外国から感染力の強い変異型が流入してしまったからです。
 完全な鎖国は難しかったのでしょうか。
国境の隙間から、変異型が入ってしまったのかもしれません。
 私は、2021年から手指消毒用のアルコールジェルを持ち歩くようになりました。
マスクは、不織布マスクの隙間がないように、鼻や両頬を何度も点検しています。
 2021年は、大変な年ですが、
信仰の力と科学の力で乗り切りましょう。












































































































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